2017-05-10 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
チリにつきましては、本年中にもOECDの援助受取国リストから外れる可能性があり、国内での格差や防災対応等の課題がある中で、今後の我が国との二国間関係や三角協力に影響が及ぶことに懸念があるようでした。やはり、緩和措置的な考え方に基づいて対応を検討する必要があると思われます。
チリにつきましては、本年中にもOECDの援助受取国リストから外れる可能性があり、国内での格差や防災対応等の課題がある中で、今後の我が国との二国間関係や三角協力に影響が及ぶことに懸念があるようでした。やはり、緩和措置的な考え方に基づいて対応を検討する必要があると思われます。
委員の方からOECDのお話もいただきましたが、中国は、OECD開発援助委員会、いわゆるDACが作成している最新の援助受取国リストにおいては、先ほど低中所得国という話がございましたが、既に高中所得国へと位置づけられているということが事実でございます。他方で、一般的なこの定義に基づけば、DAC上のルールでは、ODAの供与対象となる開発途上国で依然としてあるというのが事実でございます。